Q. ヒューマンロボワークスとは何ですか？
私たちが造った造語ですね(笑)。
アシタエグループは、これからのAI時代に備え、人間とAIが共存しながら価値を生み出していく新しい仕事のカタチを模索しています。そのスタイルのことを社内でヒューマンロボワークス（通称：ヒューロボ）と呼んでいます。
具体的には、クラウド会計はもちろん、RPAやAI-OCRのほかNotionによるチャットボット機能などを活用して、社内業務の効率化、オートメーション化を図っています。
Q. RPAをどのように活用されていますか？
RPAとは、ソフトウェアロボットを使って、パソコン上の定型業務を自動がする技術です。
例えば、アシタエでは、RPAが請求書を自動で作成すると同時に、チャットでスタッフに告知してくれています。夜間でも休日でもRPAが動いてくれているおかげで、時間外に請求書を発行してもらいたい場合にも対応してくれてスタッフからも好評です。他にも、試算表を夜中に印刷しておいてくれたり、膨大な紙ベースの給与情報を給与システムに一瞬で入力してくれたりしています。
実は、このRPAは社内で自社開発していて、私もその開発者の一人です。SEでもない私でも、コードは書けなくても開発できる環境が整っているので、各スタッフからの個別オーダーにも対応ができ、大変貴重がられています。
ちなみに、アシタエのRPAには「アルパ」という名前がついています。ちょっと可愛くないですかw ？
Q. Notionはどのように活用されていますか？
アシタエでは、Notionを使って、業務報告、タスク管理、社内チャットボットとして活用しています。
Notionとは、ドキュメント作成、タスク・プロジェクト管理、データベース、Wiki作成など様々な機能を一つの場所で使える「オールインワンワークスペース」と呼ばれるクラウド型アプリケーションなのですが、特にNotionAIと呼ぶAIシステムによって、Notion内に集めたデータや外部データを使って、業務の効率化や付加価値化を図っています。
例えば、どのタスクが誰のところにあって、期限やタスクをビジュアル的に管理できるので、自分が今日やること、今週やること、今月やることなどに区分けして管理できて便利です。
また、「○○のマニュアルある？」や「最近、賃上げ促進税制について議論した議事録出して」などと問いかければ、データベースからＡＩが検索してきてくれるだけでなく、要約までして情報をくれるので、とても効率的に業務が進むようになりました。
